こんにちは、mito(@mito_works)です!
オススメ本を淡々と紹介していく「mito lab 図書館」。
仕事でも、プライベートでもうまくいったこと、いかなかったことのふりかえりをしていますか?
私はいいことも悪いことも両方ふりかえることを始めてから、同じことでミスをしたり、どのように行動するか迷ったりすることが減りました。
もう少しスピードアップして小さな改善を積み重ねられると良いかなと思っています。
PDCAとは
何かのゴールを達成するため、課題解決のために、「Plan,Do,Check,Action」というサイクルを回すフレームワークのことです。
鬼速PDCAとは?
鬼速PDCAは通常のPDCAと基本的な考え方は同じですが、特にスピードを上げるために最短距離で回すことに重きを置いています。
仮説を立てること!!!!!!
仮説のない人は地図を持たないまま気合いと根性で歩いているようなものですが、仮説という地図を持つことで、明確なゴールに向けての「最短距離に限りなく近いところ」で走り続けることができる
PDCA のPlan(計画)
計画は、慎重さ大胆さの中間を目指すこと。
Plan(計画)を要約すると以下のような手順で考えると良いと書かれています。
1.具体的に把握しやすいゴールを決める
2.現状とのギャップを洗い出す
3.ギャップを埋める課題を考える
4.課題を優先度づけして3つに絞る
5.課題をKPI化する
6.解決案で大まかな方向性を決める
7.解決案を優先度づけして4つにしぼる
PDCA のDo(行動)
DoはPlanで決めた行動をさらに分解してToDoにします。
ここでは、Plan(計画)で作った解決案をDoに変換する必要があります。
Plan(計画)を要約すると以下のような手順で考えると良いと書かれています。
・解決案を「Do」に変換する
・Doに優先順位をつけて、やることを絞る
・Doを定量化する
・KDIをToDoに落とし込む
これで実行サイクルができあがります。
PDCAのCheck(検証)
Check(検証)を要約すると以下のような手順で考えると良いと書かれています。
・達成率を確認する
・できなかった要因を突き止める
・できた要因を突き止める
PDCAのAdjust(調整)
Adjust(調整)を要約すると以下のような手順で考えると良いと書かれています。
・検証結果を踏まえた調整案を考える(できた要因、できなかった要因から以下の4つを判断する)
・検証結果を踏まえた調整案を考える
番外編~タイムマネジメントの3大原則~
タイムマネジメントの3大原則についても書かれています。
この原則、言葉にすると簡単だけれど意識して実行できていないと思い、番外編として書きました。
捨てる!!!
入れ替える!!!
圧縮する!!!
時間という資源は限られているので、捨ててスペースをあけるのか、作業の順番を入れ替えたり、何かと一緒にすることで効率化できるか考えることが大事ですね。
本書はかなり論理的にPDCAの手法論が書かれていて、全て理解した上で始めるのは難易度が高いので、少しでも取り入れられそうなエッセンスから実行していくのが良いかなと思いました。