こんにちは、mito(@mito_works)です!
今回は、ランサーズでバナー制作のコンペに挑戦したことについてまとめました。
結論から言うと落選してしまいましたが。。
ランサーズを始めたきっかけ
独学で勉強をしていると、「本当に実務で使える知識を身につけているのか?」と不安になるものです。
私がランサーズを始めた理由は2つです。
- 自分のレベル感を認識するため
- 駆け出しなので実績を作りたい
まずは、バナー制作に絞ってコンペに5つ応募しました。
バナー制作のコンペに参加しての学び
詳細は触れませんが、学んだことを記録していきます。
1つ目のバナー
一番優先して伝えたいことは何か?メッセージに順位づけをして、順位づけされた通りにちゃんと訴求できるデザインを考えます。
例えば、オンライン英会話の場合、「オンラインでできる」というのは手段。「ビジネスレベルの英語が身につく」というのが目的。ユーザーにとって、手段と目的のどちらに焦点を当てて伝えるべきなのか考える必要があることを学びました。
バナーはLPやサイトへ誘導するためのものなので、誘導先のページも意識する必要があります。なのでバナーを考えるときは、誘導先のページからキーワードを抽出してどんなワードが響そうかを考える。
また、バナーがどんなシーンで表示されるのか(検索広告なのかSNSなのか)を考えて作るとよりコンセプトからずれないデザインができるのだと学びました。
男性向けのバナーに英数字はDINがよく使われています。そして字詰めして使う方がかっこいい。高級感を出したいのであれば、Bodoniの書体も良い。
スタイリッシュにしたいのであれば、余分なパーツ(白罫線や枠線)などは削ぎ落とすこと。
2つ目のバナー
具体的なペルソナを作り、そこから色やフォントなどを決めていくと良い。
ハレーション(halation)は、明度差がない彩度が高い色を組み合わせて目がチカチカし、不快感を起こすような色の組み合わせのことを言います。
引用元(ferret Webマーケティングに強くなるメディア)
可読性の高い配置の基本は以下2つ。
- 左揃えに近づける(人の視線は左から右へ移動するため)
- 揃えられるところは揃える(整頓された(規則性がある)方が見やすい)
白黒で一度作って、読める状態にしてから色や画像を反映していくというやり方、早速試しました。
デザイン後の修正回数が減った気がします。
三角形など先端が尖った図形を背景に並べるとシャープさを表現できる。
3つ目のバナー
遊び心、親しみやすさはイラストで表現できること、配色バランスで文字情報ばかりでも単調にならないデザインができることを学びました。
4つ目のバナー
画像が切れている、マスク画像がはみ出ている、文字の強弱など細かい部分のこだわりがまだまだできていないことを実感しました。
5つ目のバナー
説明文について。例えばポイントを3つに分けて、背景のオブジェクトを3つ用いて強調するというのも一つのやり方。
別のやり方として、フォントの種類を変えて強弱を表現する。
例え文章だけでも、デザインされているように見えることを学びました。
バナー内の写真と文章について、お互い相乗効果を生み出せるような関係性のものを選ぶことも重要です。
コンペの面白みと学んだところ
応募されているたくさんのバナーを見て、初見で「このバナーいいな!」と思ったバナーは当選していました。
そして、そのようなバナーは補足説明で書かれているコンセプトやターゲットの深掘りがデザインにきちんと反映されており、文章とデザインに矛盾がありません。補足説明を書くことでより、説得力が増している印象を受けました。
当たり前ですが、「自分のバナーなんかイマイチ、何か足りない」と思うと当選しない。やはりそこは何が足りないのか、何がイマイチなのか納得いくまで突き詰めて考えるべきだなと思いました。
課題
バナーを作る時の考え方は習得できたので、それをどこまでデザインに落とし込めるのか。細かい部分の微調整をどこまでこだわり持ってできるのか。
この2点をこれから身につけていきたいです。